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「変な法律」管理人のある日の日記です

・ネットの中継で証明できるからOK
裁判所のイガイな一面
 
 和歌山県のあるレストランが、著作権で保護されている曲を無断で演奏をしているとして、大阪地方裁判所からピアノなどの演奏禁止の仮処分を受けました。
 
 「仮処分」って?
 
 「仮処分」とは、正式な裁判が確定するまでのつなぎとして、裁判所に仮の決定を出してもらうことをいいます。
 例えば、土地が誰の物であるのかを争う裁判を提起する場合、その裁判が確定する前に土地が売却されないように「譲渡等の処分の禁止」の仮処分を裁判所に出してもらうということをします。
 
 つまり、大阪地方裁判所は「レストランは裁判が確定するまで演奏しちゃダメ」っていう決定をしたんだ。
 
 そこで、レストランは演奏に問題がないことを証明するために、店内に音を拾うことのできるモニターカメラを設置し、演奏の様子をインターネット上でライブ中継できるようにしました。
 
 へー、インターネット上の中継で証明しようとしたんだ。
 
 そして、演奏禁止の仮処分を申請した日本音楽著作権協会にパスワードを知らせ、レストランで演奏している曲を確認するように要求しました。
 その上で、レストラン側は、演奏禁止の仮処分決定の取り消しを求めて、大阪高等裁判所に抗告しました。
 
平成15年9月 大阪高裁決定
 
 大阪高裁は、インターネット上の中継により「曲を確認できる状態になった」として演奏禁止の仮処分決定を取り消す決定をした。
 スゴイね!インターネット上の中継で問題ないことが確認できるからOKってしたんだ。
  
 裁判所はお役所の中で最も頭の固い組織だと思っていたのですが、意外な一面を見たような気がします。
 
 担当した裁判官が"YouTube"なんかが好きで、インターネットの動画配信に理解がある人だったのかもね。