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「変な法律」管理人のある日の日記です

・天皇が訴えられた!
「お金を返しなさい」と天皇に民事裁判を提起
 
 「お金を返しなさい」「自分の土地から出て行きなさい」といった要求をする裁判を「民事裁判」といいます。
 原則として日本国のすべての人が民事裁判の相手になり得るのですが、天皇を相手とした民事裁判がありました。
 
 どうして天皇は訴えられたの?
 
 天皇を訴えた人は、以下のように主張しました。
 「千葉県は公費で昭和天皇の病気快癒を願う県民記帳所を設置したが、その公費支出は違法なものである。よって、昭和天皇はその公費に相当する金額を法律上の根拠無しに得たことになり、県民に返還する義務がある。現在の天皇はその義務を相続によって取得している。」
 
 そこで、現在の天皇に対して「お金を返しなさい」と訴えたのね。それで、裁判はどうなったの?
 
 最高裁判所は以下のように判決をしました。
 
平成元年11月20日 最高裁判決
 
  最高裁は、「天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であることにかんがみ、天皇には民事裁判権が及ばないものと解するのが相当である。」と判断した。
 最高裁判所は、天皇に民事裁判権は及ばないから民事裁判の相手にすることはできないとしました。
  
 天皇に対して「お金を返しなさい」と裁判で訴えることはできないとすると、天皇が借金を返さないときはどうしたらいいんだろうね。