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・乾杯は清酒、これは法律だ!
「(京都府)京都市清酒の普及の促進に関する条例」 平成25年4月1日
 
 京都の伏見といえば、清酒の代表的な生産地です。
 
 そうだね、酒所として有名だね。
 
 その伏見区をかかえる京都市は、清酒を普及させるべく変わった条例を制定しました。
 「京都市清酒の普及の促進に関する条例」の1条には、条例の目的が規定されています。
 
第1条 (目的)
 この条例は、本市の伝統産業である清酒(以下「清酒」という。)による乾杯の習慣を広めることにより、清酒の普及を通した日本文化への理解の促進に寄与することを目的とする。
*1
 この条例が特徴的なのは、地元の産業育成のため「清酒による乾杯の習慣」を普及させようとしている点にあります。
 
 まず、地元の京都市で清酒を飲む習慣を普及させなきゃイカンというコトね。
 
 そして、4条には「市民の協力」について規定されています。
 
第4条 (市民の協力)
 市民は、本市及び事業者が行う清酒の普及の促進に関する取組に協力するよう努めるものとする。
*1
 つまり、市民さんは地元の清酒で乾杯することなんかに協力するよう努めなきゃイケナイんだ。
 ビール派には厳しい規定だね。
 
 黒田硫黄原作『茄子 アンダルシアの夏』というアニメ映画では、スペインアンダルシア地方の酒場の店主が、地元の名物料理であるナス漬けをお客に提供するシーンがあります。そこで店主は「そしてワイン、これは法律だ!」というセリフと共に、地ワインをテーブルに置きます。
 もちろん、店主の郷土愛から出たセリフなのですが、4条からこのシーンが思い出されました。
 
 まさに「乾杯は清酒、これは法律だ!」だね。
(条文引用元)
*1:「京都市清酒の普及の促進に関する条例」(京都市産業観光局商工部伝統産業課)
 
※2013年5月13日確認