トップページです
全体の構成が分かります
「変な法律」の説明や、当サイトの目的を紹介しています
当サイトのメインです。思わずツッコミをいれたくなる法律を多数紹介しています
奇妙な裁判を紹介しています
法律に関する雑談を紹介しています
まだ未定でございます
他の法律系サイト、相互リンクサイト等を紹介しています
「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・鏡石町では過去に何があったのか?
「(福島県)鏡石町不当要求行為等対策条例」 平成16年9月27日
 
 法律とは違い、自治体の作成する条例には、その地域の特殊事情が反映されていることが少なくありません。
 
 条例ってその地域にしか効力がないんだから、そうだよね。
 
 「鏡石町不当要求行為等対策条例」の条文を見ると、鏡石では過去にどのような事があったのか、と心配になってしまいます。
 まず、1条に条例の目的が規定されています。
 
第1条 (目的)
 この条例は、鏡石町の事務事業に係る不当な要求行為又は職員に対する暴力的行為(以下「不当要求行為等」という。)に対し組織として毅然と対処するとともに、それらを未然に防止するための組織的な体制を整備し、もって公務の円滑、かつ、適正な執行を確保し、町民に信頼される公正公平な行政の実現を図ることを目的とする。
 「不当な要求行為又は職員に対する暴力的行為に対し組織として毅然と対処する」って、なんかスゴイね。
 
 つづく2条に「不当要求行為」の定義がなされているのですが、5号には驚かされました。
 
第2条 (定義)
 この条例において「不当要求行為等」とは、公正な職務の遂行を損ない、又は損なう恐れがある次の各号のいずれかに該当する行為をいう。
 第5号
 職務を遂行する職員に対し、自らの要求を直接的又は間接的に実現するため、違法又は暴力行為その他の社会的常識を逸脱した手段を用いる次の行為
 
 ア 身体の一部や器具を使って、故意に職員を傷つけようとする行為
 イ 職員が恐怖を感じ、反論し得ない状況に追い込む程度の脅迫行為
 ウ 正常な業務が遂行できない程度のけんか行為
 エ 粗野又は乱暴な言動により職員に嫌悪の情を抱かせる行為
 オ 正当な権利行使を装い、金銭及び権利を不当に要求する行為
 えーん、コワイよお。
   
 これらは、いずれも「刑法」に違反する行為ですから、この条例が無くとも当然に違法な行為となります。
 
 てことは、あえて条例にしなければならない事情があるってコトなのかな?
 
 その意味で極めつけなのは、4条の規定です。
 
第4条 (町民等の責務)
 何人も、職員に対して不当要求行為等をしてはならない。
 ははは、そりゃそーだ。
 
 このような条例が存在することで、鏡石町のイメージが悪くならないかと心配になってしまいます。