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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・日本の法律だけど訳文つき!
「(高知県)高知市市民と行政のパートナーシップのまちづくり条例」 平成15年4月1日
 
 日本国において効力が生ずる法律の条文は日本語で書かれています。したがって、条文に訳文は付けられていませんでした。
 
 日本語が書かれているんだから訳文は無いって、そんなのトウゼンのコトなんじゃない?
 
 ところが、この条例には訳文がつけられています。
 まず、原文を見てみましょう。
 
前文
 何でまちづくりをするが。
 みんなあにとって、「のうがえいまち」にしたいき。
 なんかあったときに、すっと助け合える関係でおりたいき。
 このまちに住んじょって良かったと思えるようになりたいき。
 市民も行政もまちづくりを進めたいと思いゆう。
 悩みを共有したいし、喜びも分かち合いたい。
 話をしたらみんなあ目指すところは一緒ながよ。
 市民同士、市民と行政がうまいことつながったらえいねえ。
 みんなあでまちづくりができるようになったらえいと思わん。
 ほんで、この条例をきおうてつくったがよ。
 どう、まちづくり一緒にやろうや。
 うわっ、法律の条文に見えないね。
 
 この前文は、条例を制定した高知市の方言の「土佐弁」で書かれています。
 
 なんとなく意味は分かるけど、関東で育った私には、ちゃんと内容を理解するのは難しいな。
 
 この土佐弁で書かれた前文に続いて、訳文があります。
 
(前文)
 なぜまちづくりをするのでしょうか。
 みんなにとって、「居心地のいいまち」にしたいから。
 何かあったときに、すぐに助け合える関係でありたいから。
 このまちに住んでいて良かったと思えるようになりたいから。
 市民も行政もまちづくりを進めたいと思っています。
 悩みを共有したいし、喜びも分かち合いたい。
 話をしたらみんな目指すところは同じなのです。
 市民同士、市民と行政がうまくつながったらいいね。
 みんなでまちづくりができるようになったらいいと思いませんか。
 それで、この条例を想いをこめてつくりました。
さあ、まちづくりを一緒にやりましょう。
 比べてみると、前の「土佐弁」の原文の方が意味は分かりにくいけど親しみが持てるよね。
 
 「親しみ」と「分かりやすさ」の両方の要件を満たすために、訳文つきの条文になったということでしょうか。