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・そんなハシタ金いらねーよ
「北海道札幌市、札幌市消費生活条例」 平成6年6月30日 
「北海道札幌市、札幌市消費生活条例施行規則」 平成6年3月29日
 
 「札幌市消費生活条例」は、市民の消費生活の安定・向上の確保を目的とした条例です。
 
 消費者のための条例なんだね。
 
 この条例には、消費者訴訟の援助に関する規定があります。
 
「北海道札幌市、札幌市消費生活条例」 平成6年6月30日 
 
第33条 (消費者訴訟の援助)
  市長は、事業者の事業活動により消費生活上の被害を受けた消費者が事業者を相手に訴訟を提起する場合で、次の各号に掲げる要件を満たすときは、訴訟に係る経費の貸付けその他の訴訟活動に必要な援助を行うことができる。
 消費者が事業者からヒドイ目にあって訴訟を起こすとき、市長が必要なお金を貸してくれたりするんだ。
 
 消費者訴訟が終了した場合などには、消費者は市長から受けた貸付金を返還しなければなりません。この貸付金を返還しない場合の違約金に関する規定が「札幌市消費生活条例施行規則」にあるのですが「なんで?」と思わせられます。
 
「北海道札幌市、札幌市消費生活条例施行規則」 平成6年3月29日 
 
第25条 (違約金)
  市長は、借受者が定められた返還期限までに貸付金の返還を行わないときは、その返還期限(略)の翌日から返還の日までの日数に応じ、滞納金額につき年10.75%の割合を乗じて計算した額に相当する金額を違約金として徴収する。ただし、当該違約金の額に100円未満の端数があるとき、又はその金額が1,000円未満であるときは、その端数金額又はその全額を切り捨てる。
 ここで注目していただきたいのは、条文の後半「ただし」以降の部分です。
 
 違約金に100円未満の端数があるときは切り捨てるんだ。あと、違約金の額が1000円未満のときは最初から徴収しないのね。
 「そんなハシタ金いらねーよ」ってことだ。
 
 「江戸っ子」気質の条例です。