トップページです
全体の構成が分かります
「変な法律」の説明や、当サイトの目的を紹介しています
当サイトのメインです。思わずツッコミをいれたくなる法律を多数紹介しています
奇妙な裁判を紹介しています
法律に関する雑談を紹介しています
まだ未定でございます
他の法律系サイト、相互リンクサイト等を紹介しています
「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・実行するのはマズイけど廃止したくない
「鳥取県、鳥取県人権侵害救済推進及び手続きに関する条例等の停止に関する条例」 平成18年6月1日 
 
 この条例は名前が非常に特徴的です。
 
 長い名前だよね。条例を停止させることを目的とした条例なの?
 
 そうです。
 この条例により停止されることとなった「鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例」は、人権侵害からの救済を迅速に行うことを目的として2005年に制定されました。
 
 それって、いい条例なんじゃない?
 
 目的はよいのですが、この条例を運用することにより、かえって言論の自由をはじめとした様々な人権を侵害してしまう危険性があるとして、弁護士会など様々な団体から批判を受けました。
 
 問題の多い条例だったんだ。でも、廃止されなかったのね。
 
 県議会は条例を廃止するかわりに、非常にめずらしい「条例を停止させる条例」を2006年に制定しました。この条例の内容は、以下の一文だけです。
 
 鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例(平成17年鳥取県条例第94号)(略)は、県内で発生している人権侵害の事実等の調査確認、適切な人権救済の方法の検討等による内容の見直しに伴うその他の所要の措置を講じる必要があるため、別に条例で定める日までの間、その施行を停止する。
 色々やんなきゃイケナイから、条例の施行を停止するって規定しているんだ。だったら、色々やってから条例を可決すればよかったのにね。
 
 見切り発車で制定された条例だけど、廃止は県議会のメンツに関わることなのでできない。そこで、問題を先送りにするために「条例を停止させる条例」を制定したという印象を受けます。