トップページです
全体の構成が分かります
「変な法律」の説明や、当サイトの目的を紹介しています
当サイトのメインです。思わずツッコミをいれたくなる法律を多数紹介しています
奇妙な裁判を紹介しています
法律に関する雑談を紹介しています
まだ未定でございます
他の法律系サイト、相互リンクサイト等を紹介しています
「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・「熱い」前文
「岩手県紫波郡紫波町、紫波町循環型まちづくり条例」 平成13年6月15日
 
 これは、前文のある条例です。
 
 前文には、条例制定した背景になんかが規定されているんだよね。
 
 そうです。前文は、本文に比べると分かりやすい言葉で書かれているのですが、そのほとんどが退屈な文章です。
 
   ショセン法律の文章ということね。
 
 しかし、この条例の前文からは熱意が伝わってきます。少々長いのですが、引用してみましょう。
 
前文
  私たちの「いのち」は何によって生かされているのでしょうか。
 
  地球の外から来るエネルギーが太陽の光です。この太陽光で酸素を作り出すのが植物です。枯れた葉や木は微生物で分解され、土になります。すべての生き物は、空気や水、土から恵みを得て生まれ、育ち、次のいのちを生み、土に返ります。そしてこれが、何十億年にもわたり繰り返されてきた自然の循環です。
 
 人は、自然が生み出すいのちを得ることで生きてきました。
 
 だからこそ、私たちの祖先は、自然の循環の中で親から子へと引き継がれていくいのちを見つめながら、自然の恵みに感謝を捧げ、敬ってきたのです。
 
 それをなおざりにしたとき、私たちの生存を脅かす環境問題が次々と起こってきました。今こそ、生活のしかたを見つめ直し、助け合い、人類が初めて直面している地球規模の環境破壊を食い止め、失ったものを取り戻すために立ち向かわなければなりません。
 
 それは、同時に、循環の持つ意味を改めて問い直し、豊かな心の復活を目指した自然と共生する新しい社会を創造することではないでしようか。
 
 祖先が、厳しい自然の中で培い、時代を超えて伝え続けてきたいのちを尊ぶ心、物を大切にする心、郷土の文化を伝えていく心こそが、これからの循環を実現させるために欠かせないことなのです。
 
 人や動植物のいのちの循環を目標に掲げ、100年後の子どもたちが豊かな心で紫波の自然を享受できるよう、行動し、その輪を広げるように努めます。
 
 私たちは、私たちの今と未来のために、ここに紫波町循環型まちづくり条例を制定します。
 自信をもって条例を制定したということが伝わってくる、熱い前文だね。
 
 他の条例の前文にも、この前文くらいの説得力とオリジナリティがあればと思います。