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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・「指導」「助言」「要請」って違うの?
「岡山県、岡山県景観条例」 昭和63年3月11日 
 
 この条例では、県民に親しまれ、かつ、県民の誇りとなる景観を有する地域又は新たに優れた景観を創造すべき地域を「モデル地区」として指定することができると規定しています。
 
 それはフツーの規定だね。
 
 分からないのは、次の規定です。
 
第14条 (指導等)
  第2項
  知事は、モデル地区内の建築物等が周辺の景観と不調和で、当該モデル地区の景観形成を図る上において著しく支障があると認めるときは、当該建築物等の所有者又は管理者に対し、当該モデル地区景観形成基準に基づき、規則で定めるところにより、必要な措置を講じるよう指導し、助言し、又は要請することができる。
 「必要な措置を講じるよう指導し、助言し、又は要請することができる」としていますが「指導」「助言」「要請」にどのような違いがあるのでしょう?
 例えば「その建物の色は周囲の景観と不調和だから、もうすこし淡い色にしたほうがよいですよ」と言った場合、それは「指導」にも「助言」にも「要請」にもなります。
 
 そうだね。そもそも「指導」「助言」「要請」って、どういう意味だったかな?
 
 辞書を引いてみました。
 
・指導:ある意図された方向に教え導くこと。
・助言:役に立ちそうな言葉をかけること。
・要請:必要なこととして実現を願い求めること。
 どれもおんなじカンジだね。
 だけど、条例の規定で何か言われた人が「それは『必要なこととして実現を願い求めること』だから『要請』だ。第14条第2項では『指導』しかできないはずだ」などと反論することを想定して、「指導、助言、要請ができる」としたのかもね。