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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・あれっ?同じ規定
「埼玉県越谷市、越谷市まちをきれいにする条例」 平成12年3月31日
 
 この条例には、特に変な規定はありません。
 
 じゃあなんで紹介するの?
 
 個々の規定におかしな点は無いのですが、なぜか一つの条例の中に、ほぼ同じ内容の規定が登場します。
 まず、空き缶等に関する規定です。
 
第5条 (市民等の責務)
  第1項
  市民等は、屋外で自ら生じさせた空き缶等を持ち帰り、又は回収容器等に収納しなければならない。
 
第9条 (投棄の禁止)
  何人も、空き缶等をみだりに捨ててはならない。
 ホントだ、ほとんど同じ内容みたいだね。でも、第5条第1項の「市民等」と第9条の「何人」は同じと考えていいの?
 
 第2条で「市民等」の定義をしているので、見てみましょう。
 
第2条 (定義)
  この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
  第5号
  市民等 市内に居住し、若しくは滞在し、又は市内を通過する者をいう。
 「市民等」とは「市内に居住し、若しくは滞在し、又は市内を通過する者」のことですから、言い換えれば「市内すべての者」を意味します。
 
 ということは「市民等」と「何人」は同じ意味で、第5条第1項と第9条はほぼ同じことを言っていることになるね。
 
 次に飼い犬のふんに関する規定です。
 
第6条 (飼い主等の責務)
  飼い犬の所有者(所有者以外の者が飼養管理する場合は、その者を含む。以下「飼い主等」という)は、飼い犬を屋外で運動させる場合は、ふんを処理するための用具を携行し、当該飼い犬がふんをしたときは、当該用具に入れて持ち帰り、適切に処理しなければならない。
 
第10条 (飼い犬のふんの放置の禁止)
  飼い主等は、公園、広場、道路、河川その他の公共の場所(略)及び他人が所有し、占有し、又は管理する土地、建物等にその飼い犬のふんを放置してはならない。
 これもほとんど同じ内容だね。
 
 空き缶等と飼い犬のふんに関して、なぜ一つの条例の中に同じ内容の規定を設けたのか理解できません。
 
 越谷市では空き缶等と飼い犬のふんの被害がひどくて、強調したかったんだよ。きっと。