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・慈悲深い?条例
「群馬県勢多郡東村、東村定住促進条例」 平成4年4月1日 
 
 これは、村民の定住や若年労働力の定着化等を目的とした条例で、一定の条件を満たした人に対して奨励措置が講じられています。
 例えば、東村の住民が村内で就職した場合、第3条で50000円の「就職祝金」が支給されます。
 
 いい条例だね。
 
 「就職祝金」等の奨励措置を受けた後、条件を欠くに至った場合、奨励措置の取消し等がなされます。
 
第5条 (奨励措置の取消し等)
  村長は、この条例による奨励措置を受けた者が、第3条に規定する資格要件を欠くに至ったとき、又は次の各号に該当すると認めたときは、奨励措置を取り消し、若しくは停止し、又は奨励措置による助成金等の一部又は全部の返還を求めるものとし、その返還の額及び方法等については別に定める。
  第1号
  第3条に規定する資格要件等に虚偽の内容が認められたとき。
 
  第2号
  故意に奨励措置の対象となる行為をしたと認められるとき。
 
  第3号
  その他、不正な手段により奨励措置を受けていると認められるとき。
 これは当然の措置だよね。
 
 ところが、この第5条には例外があります。
 
第6条 (返還金の減免等)
  村長は、前条の規定にかかわらず、特に必要と認めたときは返還金を免除し又は返還を猶予することができる。
 ホントだ「特に必要と認めたときは返還金を免除し又は返還を猶予することができる」んだ。
 じゃあ、不正な手段で奨励措置を受けた場合でも、返還金を免除し又は返還を猶予される場合があるのね。
 
 不正な手段で奨励措置を受けた場合、どのような事情があれば第6条の「特に必要と認めたとき」にあたるのでしょうか?
 
 こういうのを「慈悲深い」って言っていいのかな?