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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・命令あるまで逮捕しちゃダメ
「衆議院規則」 昭和22年6月28日
 
 警察官などには犯罪を行ったと疑われる人を逮捕する権限がありますが、原則として裁判官の発行する逮捕状が必要とされています。
 
 裁判官が「逮捕していいよ」って許可しなきゃダメってことね。
 
 その例外として逮捕状が不要となる場合が「刑事訴訟法」という法律に規定されています。
 
「刑事訴訟法」 昭和23年7月10日
 
第213条
 現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。
 現行犯人の場合は、例外として裁判官の許可無しにイキナリ逮捕してOKってことね。
 
 「衆議院規則」には、この例外のさらに例外の規定があります。
 
「衆議院規則」 昭和22年6月28日
 
第210条
 議院内部において現行犯人があるときは、衛視又は警察官は、これを逮捕して議長の命令を請わなければならない。但し、議場においては、議長の命令がなければ逮捕することはできない。
 ここで注目していただきたいのは、条文後半の「但し」以降の部分です。
 
 議場の現行犯人は、議長の命令がなければ逮捕できないんだ。
 逮捕するのに「議長の命令」が必要だなんて、議長ってエライんだね。
 
 議長には議院内部の「警察権」があるとされています。衆議院規則の第210条は、この議長の警察権のひとつを規定しています。
 
 でも、議場で議長が現行犯人になったときは、誰が逮捕の命令をすることになるのかな?