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・こっちに座れ、あっちに座れ
「衆議院規則」 昭和22年6月28日
「参議院規則」 昭和22年6月28日
 
 「衆議院規則」と「参議院規則」には、議事堂内での議長の着席に関する規定があります。
 
 議長は勝手に席に座っちゃイケナイんだ。
 
 まず、議長は議事の開始時間にならないと議長席に着くことはできないと規定されています。
 
「衆議院規則」 昭和22年6月28日
 
第104条
 開議の時刻に至ったときは、議長は、議長席に着き諸般の事項を報告した後、会議を開くことを宣告する。
「参議院規則」 昭和22年6月28日
 
第83条
 第1項
 議事開始の時刻に至つたときは、議長は、議長席に着き、諸般の事項を報告した後、会議を開く旨を宣告する。
 ホントだ。映画館みたいに、始まる少し前から座るなんてことできないんだね。
 
 議長の討論に関して、少し複雑な着席の規定があります。
 
「衆議院規則」 昭和22年6月28日
 
第138条
  第1項
  議長が討論しようとするときは、予めこれを通告して議席に着かなければならない。
  第2項
  議長が討論したときは、その問題の表決が終るまでは、議長席に復することができない。
「参議院規則」 昭和22年6月28日
 
第119条
  第1項
  議長が討論しようとするときは、予めこれを通告して、議席に着かなければならない。
  第2項
  議長が討論したときは、その問題の表決が終るまで、議長席に復することができない。
 まず、二つの法律の第1項では、議長が討論をしようとするときは、議長席ではなく「議席」に着かなければならないと規定しています。
 
 一段高い所にあるエライ席から、フツウの議員の席に移動するのね。
 
 そして、第2項では、議長が討論をしたときは、問題が評決が終わるまで議長席に戻ることはできないと規定されています。
 
 問題の結論が出るまで、議長はフツウの席に座ったままじゃないとイケナイんだ。
 「フツウの席じゃなくて、エライ席に座っていたいから討論しない」っていう議長が現れそうな規定だね。