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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・敬礼は角度15度で!
「警察礼式(国家公安委員会規則第17号)」 昭和29年8月2日
 
 警察官と皇宮護衛官の礼儀を定めた法律として「警察礼式」があります。
 「礼式」とは、「礼儀の方法」という意味です。
 
 警察官の礼儀は、法律で決まっていたんだ。
 
 この法律を読むと、警察では「敬礼」を非常に重視しているということがわかります。
 まず、5条に「敬礼の本旨」として以下の規定が登場します。
 
第5条 (敬礼の本旨)
 敬礼は、至誠の念をもつて行うべきであつて、粗略に流れ又は形式に堕してはならない。
 なんかスゴイね。
 形式だけの敬礼ではダメで、心がこもっていないとイケナイんだね。
 
 14条では、「室内の敬礼」の方法が規定されています。
 
第14条 (敬礼の方法)
 第1項
 室内の敬礼は、受礼者に向つて姿勢を正し、注目した後、体の上部を約十五度前に傾け、頭を正しく上体の方向に保つて行う。
 
 第2項
 前項の場合において、帽子を持つているときは、右手にその前ひさしをつまみ、内部を右ももに向けて垂直に下げる。
 
 第3項
 前項の規定にかかわらず、制帽を持つている婦人警察官にあつては、右手にその縁をつかみ、記章を前方に、内部を右腰に向け、右腕に抱える。
 うわあ、敬礼の角度まで法律で決まっていたんだね。
 
 また、20条では「室外の敬礼」の方法が規定されています。
 
第20条 (敬礼の方法)
第1項
 室外においては、特に定めがある場合のほか、挙手注目又は警棒を右手に持つているときは警棒の敬礼を行う。
 
第2項
 前項の敬礼は、受礼者を離れること約六歩の所で行う。
 今度は、敬礼をするときの歩数が決まっているんだね。
 
 続く21条では、敬礼の方法について非常に細かく規定されています。
 
第21条 (敬礼の要領)
 第1項
 挙手注目の敬礼は、受礼者に向かつて姿勢を正し、右手を上げ、指を接して伸ばし、ひとさし指と中指とを帽子の前ひさしの右端(制帽を着用している婦人警察官にあつては、つばの前部の右端)に当て、たなごころを少し外方に向け、ひじを肩の方向にほぼその高さに上げ、受礼者に注目して行う。
 
 第2項
 警棒の敬礼は、受礼者に向かつて姿勢を正し、警棒を握つたこぶしを前方に向け、そのおや指があごの直前約十センチメートルの位置に来るよう活発に上げ、警棒を身体と約十五度になるように前に傾け、つばの一方の先端部をあごに向けて受礼者に注目して行う。
 頭パンクしそう・・・。
 
 他にも、「行進間の敬礼」「上官のもとに至る場合」「部隊に対する敬礼」など、場合に応じた敬礼の方法が規定されています。
 
 敬礼一つとっても、いっぱいルールがあるんだね。
 私には、警察官は無理だということがよく分かったよ。