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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・法律に聖書の文言登場!
「国立国会図書館法」 昭和23年2月9日
 
 法律の中には、その理念や信念を「前文」という形で規定しているものがあるということは、何度かご紹介しました。
 
 そうだったね。
 
 この「国立国会図書館法」にも、前文があります。
 前文は非常に短い文章ですので、全文を引用したいと思います。
 
前文
 国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。
 「真理がわれらを自由にする」って、テツガク的でかっこいいね。
 でも、どっかで聞いたことがあるような・・・
 
 実は「真理がわれらを自由にする」という文言は、キリスト教の教典である「新約聖書」に登場する文言なのです。
 また、この文言をコピーとして使用しているミッション系の大学もあります。
 
 それで聞いたことがあるのかな。
 でも、なんで聖書の文言が法律の条文に引用されるコトになったの?
 
 国立国会図書館法の起草にかかわった国会議員の一人が、ドイツの留学中に見た大学の銘文に由来しているとのことです。
 

 留学先の大学で見た聖書の文言にカンメイを受けて、日本の法律に引用したんだね。
 でも、法律に聖書の文言ってアリなの?
 
 確かに、日本国憲法には「政教分離」という厳格なルールがあるので、聖書の文言が法律に使用されていることには違和感を覚えます。
 ですから、「真理がわれらを自由にする」の「真理」は、宗教的な価値も超えた、一般的な意味での真理と解釈すべきでしょう。
 
 そうすれば、情報を集約している図書館にふさわしい言葉ってコトにもなるね。
 
 国立国会図書館東京本館の目録ホールには、「真理がわれらを自由にする」の言葉が掲げられています。
 国会図書館を訪れたときは、この言葉の意味を考えてみるのも一興かと思います。
 参考サイト:
 国立国会図書館「真理がわれらを自由にする」