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・裁判所のご利用は計画的に
「民事訴訟法」 平成8年6月26日、「民事訴訟規則」 平成8年12月17日
 
 「民事訴訟法」というお金の返済を求めるといった訴訟の手続に関する法律には、「少額訴訟」についての規定があります。
 
 ショウガ喰う訴訟?
 お寿司屋さんでガリを食べ過ぎると訴えられるの?
 
 無理矢理ボケないように。
 この法律には、60万円以下のお金を請求する訴訟の場合、通常の手続より簡単な方法で訴訟を行うことができるとした規定があります。
 
「民事訴訟法」 平成8年6月26日
 
第368条 (少額訴訟の要件等)
 第1項
 簡易裁判所においては、訴訟の目的の価額が60万円以下の金銭の支払の請求を目的とする訴えについて、少額訴訟による審理及び裁判を求めることができる。ただし、同一の簡易裁判所において同一の年に最高裁判所規則で定める回数を超えてこれを求めることができない。
 ここで注目していただきたいのは、条文の「ただし」以下の部分です。
 
 ええと、少額訴訟の方法で年に何回できるのかは、最高裁判所規則の制限があるってコトね。
 
 また、これに続く2項と3項には以下の規定があります。
 
 
第368条 (少額訴訟の要件等)
 第2項
 少額訴訟による審理及び裁判を求める旨の申述は、訴えの提起の際にしなければならない。
 第3項
 前項の申述をするには、当該訴えを提起する簡易裁判所においてその年に少額訴訟による審理及び裁判を求めた回数を届け出なければならない。
 「少額訴訟は何回目です」っていう届け出をしないとダメだよってコトね。
 
 具体的な回数については、最高裁判所規則の一つである「民事訴訟規則」という法律に規定されています。
 
「民事訴訟規則」 平成8年12月17日
 
第223条 (少額訴訟を求め得る回数・法第368条)
 法第368条(少額訴訟の要件等)第1項ただし書の最高裁判所規則で定める回数は、10回とする。
 年に10回しかダメなんだ。
 もし、少額訴訟の回数についてウソの届け出を裁判所にしたらどうなるの?
 
 その場合、以下の規定が適用されることになります。
 
「民事訴訟法」 平成8年6月26日
 
第381条 (過料)
 第1項
 少額訴訟による審理及び裁判を求めた者が第368条第3項の回数について虚偽の届出をしたときは、裁判所は、決定で、10万円以下の過料に処する。
 少額訴訟の回数について虚偽の届け出をした場合、この規定により「過料」という制裁が科せられることになります。
 
 「裁判所のご利用は計画的に」だね。