トップページです
全体の構成が分かります
「変な法律」の説明や、当サイトの目的を紹介しています
当サイトのメインです。思わずツッコミをいれたくなる法律を多数紹介しています
奇妙な裁判を紹介しています
法律に関する雑談を紹介しています
まだ未定でございます
他の法律系サイト、相互リンクサイト等を紹介しています
「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・人だか動物だか分からない生物作るな!
「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」 平成12年12月6日
 
 日本では、人間のクローンを作ることが法律上禁止されているというのは、良く知られていることです。
 
 うんそうだね。
 海外のニュースでは、たまに「クローン技術で赤ちゃん生まれる」なんてあるけど。
 
 人間のクローンを作成することは「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」で禁止されているのですが、この1条にはSF映画を思わせる規定があります。
 少し長いのですが、条文を引用します。
 
第1条 (目的)
 この法律は、ヒト又は動物の胚又は生殖細胞を操作する技術のうちクローン技術ほか一定の技術(中略)が、その用いられ方のいかんによっては特定の人と同一の遺伝子構造を有する人(中略)若しくは人と動物のいずれであるかが明らかでない個体(以下「交雑個体」という。)を作り出し、又はこれらに類する個体の人為による生成をもたらすおそれがあり、これにより人の尊厳の保持、人の生命及び身体の安全の確保並びに社会秩序の維持(中略)に重大な影響を与える可能性があることにかんがみ、クローン技術等のうちクローン技術又は特定融合・集合技術により作成される胚を人又は動物の胎内に移植することを禁止するとともに、クローン技術等による胚の作成、譲受及び輸入を規制し、その他当該胚の適正な取扱いを確保するための措置を講ずることにより、人クローン個体及び交雑個体の生成の防止並びにこれらに類する個体の人為による生成の規制を図り、もって社会及び国民生活と調和のとれた科学技術の発展を期することを目的とする。
 ここで注目していただきたいのは、上から6行目「人と動物のいずれであるかが明らかでない個体(以下「交雑個体」という。)」の文言です。
 
 うへえ、「人だか動物だか分からない生物作るな」って言っているんだ。
 しかし、ホントにSF映画を思わせるね。遺伝子操作で作られた凶暴でグロテスクなモンスターが人間に襲いかかるとかあるもんね。
 
 この法律が無ければ、「実験室から逃げ出した多数の交雑個体が人に襲いかかっています、外出は絶対に控えてください!」などというニュースが流される事態になるのかもしれません。