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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・裁判所を疑う法律
「刑事補償法」 昭和25年1月1日
 
 抑留や拘禁をされた人が無罪判決を受けた場合、「刑事補償法」という法律に基づいて、国に対して補償を求めることができます。
 
 国に「無罪なのにひどい目にあった」って、お金を請求するのね。
 
 この刑事補償法の3条には、一定の場合は例外的に補償をしなくてもよいとした規定があります。
 
第3条 (補償をしないことができる場合)
 左の場合には、裁判所の健全な裁量により、補償の一部又は全部をしないことができる。
 第1号
 本人が、捜査又は審判を誤まらせる目的で、虚偽の自白をし、又は他の有罪の証拠を作為することにより、起訴、未決の抑留若しくは拘禁又は有罪の裁判を受けるに至つたものと認められる場合
 
 第2号
 一個の裁判によつて併合罪の一部について無罪の裁判を受けても、他の部分について有罪の裁判を受けた場合
 ここで注目をしていただきたいのは、「裁判所の健全な裁量により」という文言です。
 
 なんか、「健全な裁量」を持たない裁判所にクギを刺しているみたいだね。
 この法律は、裁判所を疑っているのかな?
 
 そうかもしれません。
 刑事補償は無罪判決を前提としていますが、一度有罪判決が下された後に無罪判決が下される場合があります。
 そして、3条に規定する例外にあたるのか否かは裁判官か判断することになるのですが、かつて有罪判決を下した裁判官とは全く逆の立場から刑事補償の裁判を担当することになります。
 
 つまり、刑事補償の裁判を担当した裁判官が、ミウチびいきなんかで「この場合は保障しない場合だ」って言っちゃうかもしれなってコトね、
 
 明確な理由は分かりませんでしたが、そのように推測することができます。
 
 裁判所も信用できないっていう、よっぽど疑り深い人が作った法律なのかもしれないね。