トップページです
全体の構成が分かります
「変な法律」の説明や、当サイトの目的を紹介しています
当サイトのメインです。思わずツッコミをいれたくなる法律を多数紹介しています
奇妙な裁判を紹介しています
法律に関する雑談を紹介しています
まだ未定でございます
他の法律系サイト、相互リンクサイト等を紹介しています
「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・「よそはよそ、うちはうち」だからな
「明治八年太政官布告第百三号(裁判事務心得)」 明治8年6月8日
 
 効力を有する法律の中で最古のものは「明治五年太政官布告第三百三十七号(改暦ノ布告)」とされていますが、この「裁判事務心得(こころえ)」もそれに匹敵する古さです。
 
 明治8年ってすごいね。
 やっぱ、裁判に望む心構えなんかが書かれているの?
 
 裁判官の裁判における判断基準などが規定されています。
 その中の4条には、以下の条文があります。
 
第4条
 一裁判官ノ裁判シタル言渡ヲ以テ将来ニ例行スル一般ノ定規トスルコトヲ得ス
 冒頭の「一」は、ここから条文が開始するという意味です。また「例行スル」とは「発生する事件」くらいの意味で、「定規」は「規範」という意味になります。
 
 文房具の定規じゃないのね。
 ええと、「裁判官が裁判した言い渡しをもって、将来に発生する事件の一般のキハンとすることはできない」ってコトね。
 
 「裁判官が裁判した言い渡し」とは、裁判の「判例」に相当するものになります。
 つまり、判例があったとしても将来発生する事件の一般的な規範にはならない、という意味になります。
 
 ははは、法律で「裁判は『よそはよそ、うちはうち』だからな」って、カツを入れているんだ。
 
 裁判官は判例に関係なく自分で考えなさい、というところでしょうか。