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・スナオに裁きを受けな
「裁判官弾劾法」 昭和22年11月20日
 
 前に紹介をしたように、「裁判官弾劾法」は裁判官の身分を強制的に失わせる事などを規定した法律ですが、この法律には「免官の留保」についての規定があります。
 
 「メンカン」って?
 
 一般的に「免官」とは官職を辞めさせることをいいますが、この法律では裁判官を辞めさせるという意味になります。
 「留保」は「一時控える」という意味ですから、「免官の留保」は「裁判官を辞めさせる事を一時控える」ということになります。
 
 つまり、「まだ裁判官を辞めさせちゃイカン」っていう規定が、裁判官を強制的にクビにする法律にあるんだ。
 なんか奇妙だね。
 
 「免官の留保」は、「裁判官弾劾法」の41条に規定されています。
 
第41条 (免官の留保)
 罷免の訴追を受けた裁判官は、本人が免官を願い出た場合でも、弾劾裁判所の終局裁判があるまでは、その免官を行う権限を有するものにおいてこれを免ずることができない。
 裁判官の身分を失わせるか否かを決定をする「弾劾裁判」は、訴追委員会が「罷免の訴追」をすることで開始されます。
 この条文は「罷免の訴追」を受けた裁判官は、免官を願い出たとしても、「弾劾裁判所」での裁判が終了するまでは受理されない事を規定しています。

 
 つまり「ヒメンの訴追」を受けた裁判官は、自分から「弾劾裁判でクビになるのやだから、メンカンしてくれよお」と言っても許可されないんだ。
 なんか、フビンだね。
 
 「素直に裁きを受けな」というところでしょうか。