トップページです
全体の構成が分かります
「変な法律」の説明や、当サイトの目的を紹介しています
当サイトのメインです。思わずツッコミをいれたくなる法律を多数紹介しています
奇妙な裁判を紹介しています
法律に関する雑談を紹介しています
まだ未定でございます
他の法律系サイト、相互リンクサイト等を紹介しています
「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・やっぱり少数意見
「国会法」 昭和22年4月30日
 
 「民主主義の下での意思決定は多数決によって行われる」と言います。
 しかしこれは、「少数意見の尊重」を念頭に置いた多数決でなければならないと解釈されています。
 
 単純に「数の多い方を勝ちにすればOK」ってわけじゃないのね。
 
 「国会法」には、この「少数意見の尊重」が表れている規定があります。
 
第54条
  第1項
  委員会において廃棄された少数意見で、出席委員の10分の1以上の賛成があるものは、委員長の報告に次いで、少数意見者がこれを議院に報告することができる。この場合においては、少数意見者は、その賛成者と連名で簡明な少数意見の報告書を議長に提出しなければならない。
 委員会が廃棄した少数意見であっても「出席委員の10分の1以上の賛成」がある場合は、「議院に報告することができる」と規定しています。
 
 「委員会はこういう意見でまとまったけど、こんな少数意見もあったんだよ」って、報告するのね。
 
 この第1項は問題の無い規定なのですが、次の第2項にはシビアな規定があります。
 
第54条
  第2項
  議長は、少数意見の報告につき、時間を制限することができる。
 第54条第1項により委員会の少数意見者が議院に報告をする場合、議院の議長は報告の時間を制限することができると規定しています。
 
 「報告していいけど、少数意見なんだから長い時間は聞いていらんないよ」ってコトね。
 確かに、シビアだね。
 
 やはり「少数意見は、少数意見」ということでしょうか。