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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・1日500円にどんな意味が?
「人身保護法」 昭和23年7月30日
 
 「人身保護法」は、法律の手続きによらずに不当に拘束されている人を裁判所が救済することを規定した法律です。
 
 「不当に拘束されている人」って、どんな人のこと?
 
 例えば、離婚を原因として親権者ではなくなった一方の親が婚姻中にできた子供を無理矢理連れ去った場合、その子供は「不当に拘束されている人」としてこの法律による救済の対象になる可能性があります。
 この法律では、裁判所は、拘束をしている人に対して、拘束されている人の裁判所への出頭と答弁書の提出を命ずると規定しています。
 
第12条
  第2項
  拘束者に対しては、被拘束者を前項指定の日時、場所に出頭させることを命ずると共に、前項の審問期日までに拘束の日時、場所及びその事由について、答弁書を提出することを命ずる。
 前の例だと、親権者でない親に対して「子供を裁判所につれて来い」と命令するということね。
 
 そして、拘束している人がこの命令に従わないときの規定があるのですが、「なんのために?」と思わせられます。
 
第18条
  裁判所は、拘束者が第十二条第二項の命令に従わないときは、これを勾引し又は命令に従うまで勾留すること並びに遅延一日について、五百円以下の割合をもつて過料に処することができる。
 「遅延一日について、五百円以下」ってすごく安いね。最高でも1ヶ月1万5000円だ。
 
 第18条は「勾引」「勾留」ができるとしているので実効性の薄い規定ではないのですが、なんのために1日500円以下の過料を処すこともできるとしたのか分かりません。
 
 きっと、ケチな人をビビらせるために規定したんだよ。