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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・不健康な国がいっぱい
「外務公務員法」 昭和27年3月31日
「在外公館に勤務する外務公務員の休暇帰国に関する省令」 昭和29年4月24日
 
 「外務公務員法」は、主に大使や特使など外国で働く公務員について規定した法律です。
 
 外国で働くのはタイヘンだから、特別な法律があるんだね。
 
 条文の中に「どういう意味だろう?」と考えさせられる言葉が登場します。
 
第23条 (休暇帰国)
  第1項
  外務大臣は、在外公館に勤務する外務公務員のうち一又は二以上の在外公館に引き続き勤務する期間(不健康地その他これに類する地域で外務大臣が指定するものにある在外公館にあつては、勤務する期間一月につき一月を加算した期間)が三年をこえる者に対し、三年につき一回、二月以内の期間(略)の休暇のための帰国(略)を許すことができる。
 注目していただきたいのは、カッコの中です。
 
 「不健康地」ってナニ?土地に健康とか不健康があるの?
 
 気候が日本とは著しく異なる地域や、疫病などにかかる率が高い地域を総称して「不健康地」と言います
 
 なんか「不健康地」って言い方、その地域の人に失礼だよね。
 具体的にどこが不健康地なの?
 
 「在外公館に勤務する外務公務員の休暇帰国に関する省令」の別表に不健康地のリストがあります。
 
第1条 (不健康地その他これに類する地域)
  外務公務員法 (以下「法」という。)第23条第1項 の不健康地その他これに類する地域で外務大臣が指定するものは別表に掲げる地とする。
 
別表
アジア地域
  ニューデリー(インド)
  コルカタ(インド)
  チェンナイ(インド)
  ムンバイ(インド)
  ジャカルタ(インドネシア)
  スラバヤ(インドネシア)
  デンパサール(インドネシア)
  マカッサル(インドネシア)
  メダン(インドネシア)
  プノンペン(カンボジア)
  コロンボ(スリランカ)
  バンコク(タイ)
  チェンマイ(タイ)
  北京(中華人民共和国)
  広州(中華人民共和国)
  上海(中華人民共和国)
  重慶(中華人民共和国)
  瀋陽(中華人民共和国)
  カトマンズ(ネパール)
  イスラマバード(パキスタン)
  カラチ(パキスタン)
  ダッカ(バングラデシュ)
  ディリ(東ティモール)
  マニラ(フィリピン)
  バンダルスリブガワン(ブルネイ)
  ハノイ(ベトナム)
  ホーチミン(ベトナム)
  クアラルンプール(マレーシア)
  コタキナバル(マレーシア)
  ペナン(マレーシア)
  ヤンゴン(ミャンマー)
  ウランバートル(モンゴル)
  ビエンチャン(ラオス)
(略)
 別表に列挙されている地域は非常に多いので、一部だけを引用しました。
 
 別表には全部でいくつの地域が列挙されているの?
 
 131の地域が列挙されています。
 131もあるの!「健康地」を探すほうがタイヘンだね。
 
 別表のリストは、海外旅行の目的地を決めるときの目安にもなりそうです。