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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・裁判官・検察官・弁護士は因果な商売?
「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」 平成16年5月28日 
 
 これまで何度か触れてきましたが、一般市民が裁判員となり刑事裁判に参加する「裁判員制度」が2009年5月より導入されます。これは、裁判員制度について必要な事項を規定した法律です。
 
 確か、似ている制度を規定した「陪審法」は「法律界の生きている化石」になっていて復活する予定はないんだったよね。
 
 そうでした。「陪審法」には陪審員になることのできない職業についての規定ありましたが、それと同様に、この法律にも裁判員になることのできない職業についての規定があります。
 
第15条 (就職禁止事由)
  次の各号のいずれかに該当する者は、裁判員の職務に就くことができない。
  第4号
  裁判官及び裁判官であった者
  第5号
  検察官及び検察官であった者
  第6号
  弁護士(外国法事務弁護士を含む。以下この項において同じ。)及び弁護士であった者
 裁判官、検察官、弁護士を総称して「法曹三者」といいます。
 
 法曹三者は裁判員になることができないんだ。でも、なんで?
 
 まず、第15条の「就職禁止事由」は、@一般市民の感覚を刑事裁判に反映させるという裁判員制度そもそもの趣旨、そして、A司法権の独立の確保という観点から規定されました。
 
 二つの理由があるのね。
 
 @とAの理由により、現役の裁判官、現役の検察官は裁判員になれないとされました。また、現役の弁護士も、@の理由により排除されました。
 
 でも、条文は「及び・・・であった者」って規定しているから、法曹三者は仕事をやめた後も裁判員になれないんだね。これはなんで?
 
 いったん法曹三者になったら、一般市民の感覚は無くなってしまうということでしょうか。
 
 法曹三者って、因果な商売だね。