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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・ちょっと冷たい?
「公益通報者保護法」 平成16年6月18日
 
 この法律は「公益通報」をした人を保護するための法律です。従業員が自分の会社が廃棄物を違法に投棄していた事実を行政機関に通報することなどが「公益通報」にあたります。この公益通報したことを理由として、会社が「公益通報者」である従業員を解雇したり不利益な取り扱いをすることを禁止しています。
 
 いい法律だね。勇気のある従業員を保護しようというというのね。
 
 第10条に「行政機関がとるべき措置」が規定されています
 
第10条 (行政機関がとるべき措置)
  第1項
  公益通報者から第三条第二号に定める公益通報をされた行政機関は、必要な調査を行い、当該公益通報に係る通報対象事実があると認めるときは、法令に基づく措置その他適当な措置をとらなければならない。
 公益通報がされたとき行政機関は動きなさいっていう規定だね。
 
 次の第11条に、誤った行政機関に公益通報がなされた場合の措置が規定されているのですが、「ちょっと冷たいのでは」と思ってしまいます。
 
第11条 (教示)
  前条第一項の公益通報が誤って当該公益通報に係る通報対象事実について処分又は勧告等をする権限を有しない行政機関に対してされたときは、当該行政機関は、当該公益通報者に対し、当該公益通報に係る通報対象事実について処分又は勧告等をする権限を有する行政機関を教示しなければならない。
 「自分のところでは受け付けられないので、○○へ通報しなおしてください」と公益通報者に教えてあげなさいと規定しています。
 
 誤って提出された行政機関が、正しい行政機関に公益通報の資料を転送してくれればいいのにね。
 市役所の窓口じゃないんだから。
 
 会社が証拠を隠滅しようとしている場合など、公益通報には緊急を要するものがあると思われます。なぜ転送するように規定しなかったのでしょうか?
 
 この法律を作った人は、公益通報者に教えるところまでやれば役所的にはOK思ったんだろうね。