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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・怒っている法律
「外国人土地法」 大正14年4月1日
 
 法律の文言に、感情がこめられていることは、めったにありません。
 
 そうだね。法律の文言は、冷静沈着なイメージがあるね。
 
 しかし、この「外国人土地法」は怒っているのが分かります。
 
第1条
  帝国臣民又ハ帝国法人ニ対シ土地ニ関スル権利ノ享有ニ付禁止ヲ為シ又ハ条件若ハ制限ヲ附スル国ニ属スル外国人又ハ外国法人ニ対シテハ勅令ヲ以テ帝国ニ於ケル土地ニ関スル権利ノ享有ニ付同一若ハ類似ノ禁止ヲ為シ又ハ同一若ハ類似ノ条件若ハ制限ヲ附スルコトヲ得
 「帝国」だって、古い法律だね。しかし、読みにくい条文だね。
 
 現代語訳をすると「外国で『帝国臣民』今の言葉で言えば『国民』や法人に対して土地の取得を禁止したり条件や制限をつけている場合、その国の外国人又は外国法人に対しては、勅命で日本における土地に関する権利の取得について同一もしくは類似の禁止をすること又は同一もしくは類似の条件もしくは制限をすることができる」ということですね。
 要するに、「外国で日本人が土地の取得に制限を受けたら、その国に属する外国人が日本で土地を取得する場合、勅命で日本人が受けたのと同じ制限ができる」ということです。
 
 日本人が海外での土地の取得を制限されて腹が立って、「目には目を歯には歯を」の発想でこんな条文を作ったんだね。
 ムカシの日本人はシリの穴が小さかったんだね!
 
 怒るのはいいけど、もう少しコトバを・・・。