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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・刑務所に関する変な規定
「監獄法」 明治41年3月28日
 
 「監獄法」とは、いわゆる「刑務所」に関する法律です。
 
 「監獄法」ってコワイ名前だね。いかに刑務所がオソロシイところか伝わってくるような・・・。
 しかし、明治41年って古い法律なんだね。
  
 それ故に、いくつか変わった規定が残っています。
 
第10条
  本法ハ陸海軍ニ属スル監獄ニ之ヲ適用セス
 陸軍、海軍なんてもう無いのにね。
 
 戦前は、軍独自の監獄があったのでしょう。
 
第22条
  第1項
  天災事変ニ際シ監獄内ニ於テ避難ノ手段ナシト認ムルトキハ在監者ヲ他所ニ護送ス可シ若シ護送スルノ遑(いとま)ナキトキハ一時之ヲ解放スルコトヲ得
 
  第2項 解放セラレタル者ハ監獄又ハ警察官署ニ出頭ス可シ解放後24時間内ニ出頭セサルトキハ刑法第97条ニ依リ処断ス
 第1項は、天災がおきて避難の手段がないときは、在監者を他の場所に移動しなさいという規程です。そしてもし、護送する時間が無いときは、一時在監者を解放することができるとしています。
 昔の監獄は、天災でよく壊れたことから規定された条文だと思われます。
 
 時代劇でも牢屋が火事や災害で壊れて、囚人を解放するシーンがよくあるね。でもって、戻ってきたら刑を軽くしてもらえる。
 
 残念ながら、監獄法では軽くしてもらえません。
 第2項は、解放された在監者は24時間以内に監獄又は警察署に出頭しなさいという規定です。出頭しない場合は、刑法97条の逃走罪で罰せられるとしています。
 
 戻っても軽くしてもらえないのなら、私だったら逃走罪カクゴで逃げちゃうな。
 
 その前に、監獄に入らないようにしましょうね。
 なお監獄法は、「刑事施設ニ於ケル刑事被告人ノ収容等ニ関スル法律」に改称することが決定しています。