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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
 
 
・本人はオトガメ無し
「未成年者喫煙禁止法」 明治33年3月7日
 
 未成年者はタバコを吸ってはいけないというのは、ほとんどの方が常識として知っていることだと思います。
 
 そうだね。
 
 しかし、その根拠となっている「未成年者喫煙禁止法」を知っている方は少ないと思います。
 短い条文なので、全文を掲載したいと思います。
 

第1条
  満二十年ニ至ラサル者ハ煙草ヲ喫スルコトヲ得ス
 
第2条
  前条ニ違反シタル者アルトキハ行政ノ処分ヲ以テ喫煙ノ為ニ所持スル煙草及器具ヲ没収ス
 
第3条
  第1項
  未成年者ニ対シテ親権ヲ行フ者情ヲ知リテ其ノ喫煙ヲ制止セサルトキハ科料ニ処ス
  第2項
  親権ヲ行フ者ニ代リテ未成年者ヲ監督スル者亦前項ニ依リテ処断ス
 
第4条
  煙草又ハ器具ヲ販売スル者ハ満二十年ニ至ラザル者ノ喫煙ノ防止ニ資スル為年齢ノ確認其ノ他ノ必要ナル措置ヲ講ズルモノトス
 
第5条
  満二十年ニ至ラサル者ニ其ノ自用ニ供スルモノナルコトヲ知リテ煙草又ハ器具ヲ販売シタル者ハ五十万円以下ノ罰金ニ処ス
 
第6条
  法人ノ代表者又ハ法人若ハ人ノ代理人、使用人其ノ他ノ従業者ガ其ノ法人又ハ人ノ業務ニ関シ前条ノ違反行為ヲ為シタルトキハ行為者ヲ罰スルノ外其ノ法人又ハ人ニ対シ同条ノ刑ヲ科ス

 ええと、未成年者がタバコを吸っていたら第2条で没収されちゃうんだ。
 でもって、第3条は、未成年者が吸っているのを知っていた「親権を行う者」「未成年者を監督する者」を罰する規定だね。
 第5条が、未成年者が吸うのを知ってタバコを「販売した者」を罰する規定。
 第6条が、第5条のことをした場合「法人」又は「人」も罰せられる規定と・・・。
 あれっ?タバコを吸った「未成年者本人」は罰せられないの?
 
 そうなんです。この法律ではタバコを吸った「未成年者本人」は、タバコを没収されることあっても、罰せられることはないのです。
 
 あっそうなんだ。安心した。
 
 なんで安心するのかな・・・。