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「変な法律」管理人のある日の日記です
 
・誰でも逮捕OK
「刑事訴訟法」 明治40年4日24日
 
 ニュースを見ていると、よく「現行犯逮捕」という言葉を聞きます。
 
 「痴漢の容疑で現行逮捕」や「窃盗の容疑で現行犯逮捕」とかだね。
 
 しかし、重大な犯罪の現行犯については、誰でも逮捕できるということはあまり知られていないようです。
 
 えっ、警察官でなくても逮捕できるの?
 
第212条 (現行犯人)
 第1項
 現に罪を行い、又は現に罪を行い終つた者を現行犯人とする。
  
第213条 (現行犯逮捕)
 現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。
 ホントだ。「何人でも」だからだれでも逮捕できるんだ。じゃあ今度電車でチカンを見つけたら、とっつかまえて、しばって、ぶんなぐって・・・
 
 いやいや。できるのは「逮捕」までです。
 
第214条 (私人による現行犯逮捕と被逮捕者の引渡し)
 検察官、検察事務官及び司法警察職員以外の者は、現行犯人を逮捕したときは、直ちにこれを地方検察庁若しくは区検察庁の検察官又は司法警察職員に引き渡さなければならない。
 司法警察職員って?
 
 いわゆる普通の警察官と、海上保安官や麻薬取締官等との総称をいいます。
 逮捕の後は、司法警察職員に「直ちに」引き渡さなければいけません。監禁したり、ぶんなぐったりしてはいけません。
 
 なんだつまらない。
 
 あと刑事訴訟法は、目の前で犯罪が行われた場合以外にも、「現行犯人」として扱う場合を規定しています。
 
第212条 (現行犯人)
 第2項
 左の各号の一にあたる者が、罪を行い終つてから間がないと明らかに認められるときは、これを現行犯人とみなす。
一 犯人として追呼されているとき。
二 贓物(ぞうぶつ)又は明らかに犯罪の用に供したと思われる兇器その他の物を所持しているとき。
三 身体又は被服に犯罪の顕著な証跡があるとき。
四 誰何(すいか)されて逃走しようとするとき。
 じゃあ、例えば血の付いた包丁を手にした人が向かって来る場合、人を刺した現場にいなくても「現行犯人」として逮捕していいんだ
 
 法律的にはそうなんだけど・・・・そんな場合はすなおに逃げましょう。