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「変な法律」管理人のある日の日記です

・あこがれの裁判傍聴
はぢめての傍聴、後半
 
 初めて生の法廷を見たわけだが、思ったより「広い」という感じがした。テレビドラマの裁判シーンのこじんまりした法廷をイメージしていたので、ちょっと意外であった。
 
 傍聴席に座ってしばらく経つと、先ほどの女性弁護人、検察官、二人の裁判所の職員(後で知ったが、書記官と廷吏)が傍聴席から向かって左側のドアから法廷に入ってきた。またしばらくすると、今度は右側のドアから、警察官のような制服の男性(後で知ったが、刑務官)に伴われて被告人が入ってきた。
 
 しかし、傍聴席は、あいかわらず私と被告人の両親と思われる男女の3人だけであった。傍聴人より裁判関係者のほうが多いという状況だった。
 
 ふいに「起立!」という声が、法廷に響き渡った。法廷の全員が立ち上がった。もちろん、傍聴席の私も起立した。傍聴席から見て、真正面のドアから裁判官が入ってきた。
 
 これで、裁判の関係者全員がそろったようだ。法廷が緊張感につつまれたのを感じた。
 
 裁判官が被告人に何か言った。しかし、小さい声なので傍聴席まで聞こえてこない。被告人が立ち上がったので、たぶん「被告人は前へ」と言ったのだろう。
 
 「主文、被告人を懲役6年に処す。」
 
 これは大きな声だったのではっきりと聞こえた。弁護人の予想は的中して実刑判決だった。続いて判決の「理由」の朗読になった。これがまた、小さな声だったので分かりにくかったが、以下のような事件だったらしい。
 
 被告人は、車の中で日ごろから恨みを持っていた被害者を、殺意を持って首を絞めた。被害者がぐったりしたのを、死亡したものと勘違いして海岸に放置し逃走した。しかし、その後被害者は意識をとりもどした。「殺意」を持って首を絞めたが死亡という結果発生には至らなかったで、「殺人未遂」というわけだ。
 
 裁判官は最後に「これは有罪判決ですので、14日以内に控訴することができます。分かりましたね?」と再び大きな声で被告人に告げ、閉廷となった。
 
 「あっけないな」という気がした。推理小説の終わりの部分だけを読んだ感じだった。やはり、一つの事件について、全部とはいわないまでも、いくつか裁判を傍聴しないといけないなと思った。
 
 帰りがけ、裁判所の玄関ホールの隅にテニスラケットと黄色いテニスボールが置かれているのを見つけた。職員が休み時間に使うのだろうか?裁判所のイメージとはかけ離れていて印象的であった。