もう一台、通常のものを紹介しているので、こちらでは改造版に魚眼レンズを付けた状態で紹介しよう。この1台は、前の所有者がつり下げ金具を付けて、更にライカ同仕様のグッタベルカを張っている。しかも、自分にはよく分からないが、もう一台と比較するとシャッターユニットも良さそうなのが内蔵してある? おかげで、ゾルキーらしからぬ? 高級感があふれていてお気に入りの1台である。組み合わせてみたのは、ロシアレンズの代表格のひとつルサール20mm
F5.6である。通常は角形のファインダー(パララックス補正が可能)が多いが、僕の手元にあるのはファインダーの旧タイプの丸形なのだがこっちの方がボディーとのデザイン上のバランスはいいように思う。やはり、この手のカメラにはワイド系レンズがよく似合う典型的な組み合わせである。ケース(前蓋がはずれない)に入れると、この大きなファインダーをはずさないといけないので、つり金具のあるこの改造はとても便利。
F11まで絞ると、50cmから無限までパンフォーカスでいけるので、写るんです気分で撮るのもまた楽しい。 |
製 造 国 |
旧ソ連 |
形式・タイプ |
レンズ交換式レンジファインダー |
画面 サイズ |
24×36mm |
シャッター |
布幕横走りフォーカルプレーン
B,1/20,30,40,60,100,200,500 |
ファインダー |
二眼式レンジファインダー |
製造年度 |
1950年代初頭 |
メーカー |
KMZ |
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