おいしいワインの週末

5月3日抜栓後ワインの結果報告クリック
5月10日ワインの温度変化の結果報告クリック
5月17日加州ワインにてグラスを回す効用についてクリック
5月24日ワインダメージについてクリック

第307回4月26日
会費:3500円
カルフォルニア・オンライン・プロモーション関連企画
97年秀作年の熟成は如何に
 97の熟成の行方を見てみたい。セラーに入れてもう二年を過ごしたワイン達。
まずはそのセラー性能の確認。そして、それが健康であることは、大方確認済み。
そして、このワイン達がどのような熟成を見せているか、意識して楽しんで見ましょう。
結論として
まだまだ熟成の可能性は残されたワイン達であった。
香りとして開いてくるのは随分と時間が掛かったことからの推察である。
個別には
ジョセフ・フェルプス:まだまだ硬さを残していた、終わりの頃に魅惑的香りが見えていた。
ガリアム:これは開き加減も早かったが、そこから姿勢を崩すことなく、それは会の終わりまで続いた。
マグニフィカ:ブレンドの妙だろうか、一番酸味を優しく感じた、これは上二本より短命かもしれない。
クペ:たまらぬ熟成感を楽しめた、しかし豊かに残った酸味にまだまだ将来性を感じる事が出来た。

結果として
あせることはない、まだまだ、状況によればセラーに入れなくても5年は楽しめるかもしれない
第308回5月3日 予約不要
会費:2500円
カルフォルニア・オンライン・プロモーション関連企画
カルフォルニアワイン抜栓後ワインはどう変わる?
 火曜日から一人で試している、開けたらワインはどう変わるの?
 一杯づつしか飲まないのだから、ワインは絶対に半分以上残るはず。
 その四日前に開けたワインはどう変わっているのか、開けたてのワインと比較してみます。

日々の変化は
California/Online2002/PrivetPremium.htm
の←と同じ画像をクリックしてもらえば、分かります。

是非、同じ体験をあなたもしてみましょう。

さてその結果はこちら
第309回5月10日 予約不要
会費:2,500円
カルフォルニア・オンライン・プロモーション関連企画
カルフォルニアワイン温度でワインはどう変わる?
各二本、冷温と常温8本で比較しました。
今の季節だからこそ出来る。(夜約18度)

○白 常温で美味しそうな・・・
    常温で美味くなさそうな・・・

●赤 冷やして美味しそうな・・・
    冷やして美味くなさそうな・・・

それぞれを、推定して4種類のワインをご用意。そして温度変化による味わいの違いを確認してみましょう。

「冷やさねば」の常識を
「常温で」の常識を変えることは出来るのだろうか??あなたが証人になって見ませんか?

ワインショップとしては、ワインを選ぶ時には、常温でも美味しい白ワイン。冷やしてもおいしそうな赤ワインを選んでみた。
結論として、赤白ともワインの味わいの線は細くなる。その味わいの変化の中で、好きな温度で飲めばいいことになる。白は辛口の好きな方は冷やして、甘さが好きな方なら常温で飲めばいい事になる。赤は果実味を抑え渋味など楽しみたい時は冷やして、また香りトータルなバランスを楽しみたい時は常温お勧めであろう。
さてこれには隠れた
副題があった、これからの季節、ワインの宅配はクール便を使用する事があるから、冷やして戻したワインは、味わいにダメージが起こりうるかということであった。
温度の高いほうが分子の活動も活発で、酸素も取りこみやすい、それは開くスピードが早くなる事である。一度冷やされたワインが常温に戻った時は、元から常温のワインに比較して、
酸味をきれいに残していた様な印象を受けた。トラベルショックと言われる振動についてまでは今回は内容上言及できない。
冷やされた事への味わいの
障害を感じることはなかった。しかしこれもある時点の側面であって、長い熟成を目指す場合の保存での結論にまで至っていない。
            これはこの季節、常温が18度であった事が一番の前提である。
第310回5月17日 予約不要
会費:2,500円
カルフォルニア・オンライン・プロモーション関連企画
スワリングのワインの味わいに対する効果は?
スワリングワイン会を終わってみて
その行為は、見た目にもあまり好ましい物ではない。限られた時間に、多数のワインを試飲しなければならない時は有効な手法の一つとなろう。
しかしあくまで手法であって、ワインどれでも一様に回すのは良くない事だろう。
必ず回す前の香りを見ておく必要があろう。この手法はその後の事である。
振動から守ってきた大切なボトルを、グラスに注いだからといって、
ワインにとっても回す事はいい事ではないであろう。

時と場合、ワインの事をシッカリと思いなおし、グラスは回すべきである。その分別がつかないときは、回さない方が賢明だろう。
これから食事という時、ホストの役を仰せつかったあなたなら、早く飲みたい周りのゲストにも配慮して、早めに済ませるためにも、何度も回す事は、良くないだろう。
2・3回
回せば、その変化の違いで、硬さは読めて、デキャンターの必要性は判断できるはずである。
スワリングそのワイン会では:
グラスに入った液体をグラスをまわす事によって空気と触れさせて酸化促進させること。

比較的強いとされるカリフォルニアのワインで行った。

☆シャルドネの場合・・・確かに回した方は、香り達は良かった、しかしそれは僅かの瞬間だけであった。グラスの中では10分であれ、その香りを保持したのは回さない方であった。飲んでも味わいに芯を感じた静置ワインに対し、回転ワインは空洞感を感じた。

☆若いピノの場合・・・・シャルドネと同じ結果である、アロマな果実香でイチゴをジャミーに感じさせてくれる静置ワインに対し、回転ワインはブーケの血、鉄の感覚を前面に出してきた。味わいは確実に薄くなった。

☆若いカベルネの場合・・・静置ワインの方に、閉じた地味さを感じた、回転ワインには、素直に開く様がまのあたりに見れた。強いワインなのだろう、回す方が早く美味しく飲めました。

☆中年カベルネ(95)の場合・・・順当通り、若いカベルネと同じ展開を見せるが、その時間は短い。その短さから、回す回数は抑えた方が、いいように思った。中年ワインといっても、まだまだ(私みたいに)若さを残したワインだったからだろうか。

これは、結果カリフォルニア・ワインでなくとも当てはまると推察できる。

第311回5月17日 予約不要
会費:2,500円
カルフォルニア・オンライン・プロモーション関連企画
ダメージワイン
これから暑くなって来た時の輸送問題。宅急便では、普通便からクール便へと切り替えていく時期になります、そしてキャンプへ、また冷蔵庫で冷やされたワインは。それぞれをシミュレーションしてみたワインを健康なワインと比べましょう。
◇白ワイン・・・冷蔵庫で1週間冷やされつづけたワインの場合とセラーで静置してあるワインの比較を。
◆赤ワイン・・・車の中で1週間放置。室内温度は、最高60℃以上になっていました。
(コルクは写真の通りリフトしています)
痛んだワイン:
まず痛んだ、ダメージを受けたワインの範囲は何処に?。どの程度ダメージを受ければ、痛んだとされるのだろうか?

そのワインのオリジナリティーを失うほどに、ワインは痛んだ雰囲気を見せてはいない。もしこのまま、安置されたワインとの比較が無ければ、気が付かずにとおり越しただろう。でも違いはあった!
印象が最初はアタックが強いのが、ダメージワインでした。その後も注意して飲まなければわからない程度に、微妙なところで、余韻に違いがあった。これからのレポートは、その違いを拡大的に表現した為、鵜呑みにする必要は無い。

◇白
ジガジガ感が舌に残る、味わいに空洞が出来たようだ。
◆赤
甘さが目立ってくる、コルクは空気の膨張による内圧にも、ワインを漏らさなかったが、コルクはリフトした。
アタックは変わらなかった(様に)、それでも余韻は短くなった。
検証
あまり悲惨になったワインを飲みたくないので、出きるだけダメージに強いワインを選んでみた。キャンプ等、動かしてスグに飲む場合は、あまり高価なワインを選ぶべきではない。これに澱でもあるワインなら悲惨な結果は見えている。白ワインもあまり酸味で楽しませてくれるワインは避けるべきだろう。
クール宅急便などで、運ばれたワインには、最低一週間の休養を与えてやって欲しい。

にろや十番勝負無事予定終了!
詳しいレポートはここ