2nd Soul おいしいワインの週末

にろや十いち番勝負、第一試合(毎度の対決)
Vol.326  2002年9月7日
対戦カード:セカンド・ソウル 萩原一生  VS. Vin du 268 大西リキ

本日のワインリスト
参加人数:6名+3名

セカンド・ソウル 萩原 一生
 12
Vin du 268 大西リキ
 15
2勝1敗でVin du 268の勝ち

1R:バーでおいしい泡対決

ニノ・フランコ・スプマンテ"ラスティコ"
(イタリア・ヴェネト州)
 \1,500  リオンド・ロゼ・エクセルザ
(イタリア・ヴェネト)
 \1,330  

2R:バーでおいしい白対決

'00 シャトー・デュ・クロ・ブラン
(フランス・ボルドーAC)
 \890    98 R・H フィリップス シャルドネ
 (カリフォルニア)
\1800

3R:バーでおいしい赤対決

 '00 シロッコ カベルネ・シラーズ
(チュニジア)
 \1,200  '99コロンビア・クレスト・
グラン・エステート・
カベルネ・ソーヴィニョン
(ワシントン州)
 \1,900
価格横の数字は得票数、

本日のワインへのお問い合わせは:
Vin du 268 :078-951-2324
セカンドソウル:0795-63-5454



序章
今期初の対決は、セカンドソウルという会場のロケーションから、軽いおつまみ程度で飲める、
そんなワイン達のカテゴリー別の対決となった。
微妙な気温のなか、さっぱりとした味わいの方が優勢では?の状況の中始まった。


1R:バーでおいしい泡対決
イタリアのヴェネトのスプマンテ(発泡)と言えばプロセッコ。
イタリア人は夏にプロセッコはもう定番中の定番の常識。
二人が選んだのは、偶然にもヴェネト。しかし捻くれて私はロゼをぶつけてみた。
外観の泡立ち口当たりの強さ、僅かな甘さの白。
一方のロゼはスティルワインの様な外観、
飲めばクレマンの様にソフトで細やかな泡、口当たりの爽やかさ。
好みの問題として、結果は分かれた。
僅差ながら、爽やか味が、また発泡に苦手な方には、その泡立ちのか弱さも受けたのか。


2R:バーでおいしい白対決
九月の暑さ収まらぬ週末の夜。あなたなら何を飲む?
萩原氏のボルドーワインはソーヴィニョン・ブランの爽やかさグレープ・フルーツの苦味あり。
一方シャルドネは香ばしさと果実味の厚みがうまく折合い、
コンブの旨みを醸すがこの時期少し濃厚では?。
萩原君このワインのストーリーについては熱く語る。
結果、泡の後の所為だろうか?なんとなく勝ってしまった。


3R:バーでおいしい赤対決
見事に同じラインで来た、
しかし
チュニジアだって??良く出来た美味しいワインでした。
順当に価格差は、ここに見えてくるはず、
しかし赤ワインの難しさは、
時経的変化も見逃せない。
しかし、本日のテーマはバーでのワイン、アタックの強さが同じなら、コストは
安い方がいい
開いてくるとシラーの果実味がうるさく思えてくるも、
見方を変えればにぎやかに。
スタイル変えずに一本筋を通すも気難しいか?


 大西個人感

萩原氏を思う
六甲山の北部、北神戸、三田近辺では、彼のバーとしての展開は見事な物です。
それは、手腕もさる事ながら、その人柄が大きく左右するのでしょう。
その彼の選んだワイン達に勝ってしまった。嬉しくもあり、喜べない所もある。
それは、やはりワインの味わいをこの時だけで決めてしまう、無謀さから。
初戦で思うことは、あくまでお遊びで、
ワインの絶対評価につながらない事だけは、
これからの対決も含め忘れては成らない事だろう。
バーでは会話も大切な要素。
彼はすべて
ワールドカップの出場国から選んできた。お見事。

 今回のキーワード
「ワイン一杯、必酔こたわりをあらわす」
なんのこと??