<<2000/08/13>>
 
             
THE KRONICLE OF KRONIC
 
Playback Kronic vol.32

来週はついに「梅雨入り」?じめじめ・むしむしのうっとおしいお天気が続きそうで憂鬱…去年の6月は「セクシー・アダムス君月間」+「7月には大阪でクロニック」を励みに元気に乗り切れたんだけどさ。(2003年6月に編集)
7月のPPV「バッシュ・アット・ザ・ビーチ」がWCW史上まれに見る名作だったとして、8月の「ニュー・ブラッド・ライジング」には「?」なところがいっぱいで、先行き不安感を否めない。まず「ニューブラッド」対「ミリオネア・クラブ」って路線は、6月末に尻切れトンボで終わってるのに何を今更?と驚いた。
タッグ・チャンピオン=クロニックの扱いにも疑問…せっかく素晴らしいタッグチームを創出したってのに、その後のプッシュがなさ過ぎない?この時期にもっと上手に育てていれば、ロード・ウォリアーズなんて目じゃないぐらい歴史に残るタッグチームになったと思うのだけど…。<贔屓目か?


"NEW BLOOD RISING"
2000/8/13
from Warner Home Video

ま、WCWの崩壊を予感させる出来だったけど、クロニック見るには嬉しいPPVだったよ。2試合に出場、マイクパフォーマンスあり、おまけにアダムス君のストレートパーマはG軍にいた頃の松井選手並みに完璧!「夏男」(勝手に認定)クラーク君のハジケ方は「何かカナダでイイコトあったのか?」と勘ぐりたくなるものだし。(笑)
入場シーンも2回(3枚ずつね)あるのも嬉しい。私は前半のほうが好き、後半はなんだかニヤけてる。アダムス君はストイックな無表情が一番なのさ。
ちなみにMIA(軍人さんチーム)はマシンガン型水鉄砲を客席に乱射しながら登場。(ツボ原人かっ?!<知ってる?)クロニックとMIAがベビーで若手2組がヒール。それならクロニックもアメコミヒーロー風に登場して欲しかったなあ。そうそう、お子様人気に乗じて、キャラクター商品とかコミックス出して稼がなきゃ。(笑)


Kronic d. MIA & The perfect event & Sean O'haire and Mark Jindrak


試合開始前、レフリーを勤めるコソ泥集団フィルシー・アニマルズを代表してディスコ君がルール説明。「ノータリンなカナディアンにも解るようにゆ〜っくり言ってやる」だそう。つまり4人(ディスコ・フービー、レイ、タイグレス)に逆らえばその場で半年間出場停止になるんだよんってなこと。(ありがち)フィルシーはキャット派、誰に肩入れしているのかしら?おや?新人君(ジンドラック&オヘイア)なんだ〜、カウントが露骨に速い。ああ、キャットったらやっぱ若いのがいいのねえ…。それにしても全チームとも見せ場が少ない…。
のらりくらりとした試合展開に負けない超スローカウントに切れたクラーク君、今にもディスコ君に掴みかからんばかり。やばいよ、出場停止だよ〜!とハラハラ(してない、してない)。だめ押しのハイタイム直前にMIA第三の男、WWEでも大活躍(私も好きだ、ラティーノの星)中のルーテナント・ロコ(チャボ・ゲレロJr)が現れディスコ君のレフリー服を引っぺがして、カウント。やったぜ、クロニック!見事タイトル防衛!最後はMIAとクロニックが握手してメデタシめでたし。


「アダムス君の主張」7


バンピーロ&ムタに襲われるスティングを救出にクロニック登場。いとも簡単に蹴散らした後、アダムス君がマイクを取った。
アダムス君「おい、ムタ、バンピーロ、お前ら今日は出番がなさそうだな!」
アダムス君「それはそうと…バンクーバーもクロニックを待っていたようじゃないか?」(観客から大声援。ムタ、椅子を叩き付けて悔しがる)
アダムス君「なんならこのベルトをかけてやってもいいぞ!」(ムタ、怪訝な顔でリングを見上げている)
アダムス君「わからないのか?タイトルマッチだよ!今夜、このリングで!」(バンピーロが通訳、喜ぶムタ)
アダムス君「クロニックの強さを思い知るがいい」(二人を睨むアダムス君)
(クロニックのテーマ曲が鳴り、クラーク君が寄り添って「ぐ〜してごっつん」)
一部聞き取れないところあり。"So a few ladies.."?何言ってるかとても気になるな。"It's all about Kronic"ってわかったようなわかんないようなキマリ文句も登場。アダムス君が"tonight"を「たない」と発音するのはなんかカワイイ。

The Great Muta & Vampiro d. Kronic


実に「日本的」で「地味」な試合展開で現地(会場はカナダ)での受けは悪い。私的には去年7月の大阪と変わらないのではと思うけど、欧米じゃダメなのね。2試合通じて言えることは「試合時間が長すぎ」(どちらも15分超)かしら?さっきの四つ巴戦よりはましだけど。
けど、結末は悪かった…ミッキー・ジェイレフリーがムタの毒霧浴びて悶絶しているところにスカルとエイトボール、じゃないドンとロンのハリス・ブラザーズ(クリエイティブコントロールが消えてから久々の登場)が現れ、クラーク君にHボム(ハイタイムに比較するとダサイ技)を食らわせて消える。ようやく目をあけたレフリーがカウント入れてクロニックは王座を失っちゃった。
ああ、口は災いの元(脚本のうちなんだけどさ)。アダムス君は持ち慣れないイスを片手に呆然とリングに立ちつくす。きっとこれから始まるであろう元仲間(DOAね)との抗争に多大な不安を抱いていたに違いない。アダムス君って乱闘&流血キライだもんねえ。


コスプレ好きのアダムス君、プロ野球に転向のクラーク君・・・ではない。(笑)


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