UPSのバッテリ交換


この行為を行った事によって生じた、いかなる不具合に対しても「まっつ」は責任はとれません。
実行される方は、 自己責任でお願い致します。


まっつはMac&周辺機器の電源安定化のため、APCのSmart-UPS1400というUPSを使ってます。
2002.5月にオークションで中古品をゲットし、今まで停電の時や電圧低下の時など活躍してくれていたのですが、
突然ピーピーピーと叫びだし、UPSには避けられない事が...


バッテリーの寿命です。
とうとう来る時が来てしまいしました。
買ってから2年と3ヶ月...それでも中古品にしては持った方だと思います。

そんな訳で、バッテリーの交換となる訳ですが、APC純正のバッテリーはどこを見ても\25,000以上(定価\31,700)と
結構高く、マルビなまっつには買えません(泣)

で、安い同じ規格(12V17Ah)の非純正バッテリ探していたところ、電子工作キットでよく利用する秋月電子で
台湾クーロン社製の同規格でちょっと容量が大きい(20Ah)バッテリを発見!早速注文しました。

これが購入したバッテリです。在庫限りの特売品WP20-12税込み\4,680x2でした。
現在はこれの容量アップ版WP22-12が売ってますが、値段の安さでこちらをチョイスしました。(2つで1,040円違います。)

で、何故か、このバッッテリに同梱されていたデータシートはGSとユアサのでした。
このバッテリのデータシートは付いてこないのかぁ?
ま、WEBで見れるからいいか。

でわ、早速交換に取りかかります。

まず、フロントパネルを手前に引き取り外し、フラットケーブルに注意しながらUPSの上に置きます。

あ、そうそう、APCのUPSはオンラインのままバッテリの交換が出来ます。よって電源は入ったまま。

ねじ2カ所を外し、バッテリドア(金属のふた)を外します。
バッテリドアが外れたら、バッテリを引き出します。
結構重量があります。
バッテリと本体をつないでいるコネクタを外します。
ロックは無いので、えいやっっと引っ張れば外れます。

さすがに大電流が流れるだけあって、コネクタはでかいです。

外した純正バッテリ

ちょっとホコリっぽい。

端子カバーを外します。
両面テープで止まっているので、ゆっくり引っ張れば簡単に外れます。

手前側についているのは100Aのヒューズです。
再利用します。

純正バッテリと今回購入した秋月のLONGバッテリ
形状は同じながら、端子の位置がビミョ〜に違います。

購入したバッテリ2個を両面テープ(車用の強力両面テープ)でくっつけます。
ちなみに純正バッテリも両面テープでくっついているようでした。
端子の位置が違うので、ヒューズ(100A)も加工しないといけません。

ヒューズを加工します。端子切断→穴開け
こんな風にキレイに収まりました。
購入したバッテリにもボルト&ナットが付いていますが、まっつは純正バッテリについていたものをそのまま再利用しました。
本体とつなぐコネクタのケーブルは、やはりバッテリの端子の位置が違うので、純正バッテリの様に手前側に取付けると、カバーがかち合ってしまい、上手く付けられません。

なので、ひと工夫して後ろ向きに、こんな感じに付けました。
これで、端子カバーも純正の様に付ける事が出来ます。
(カーソルをのせると端子部を拡大できます。)

端子カバーに付いている古い両面テープのカスを掃除し、新しい両面テープを付け、バッテリに貼付けます。

これで交換用バッテリの完成。
純正の様に出来ました。
で、純正バッテリと同じ様に本体内に収め、ばらした逆の手順でバッテリドアを付け、フロントパネルを取付けます。 もともと充電されていたのか、バッテリを接続して30分程度で完全充電できました。

UPSのセルフテストをしたところ、異常なし。
完璧に使えています。

これで、後3年は持つでしょう(期待)
いや、持ってくれないと...

2004.7.30